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問題集『知識の短さについて』発刊のお知らせ

『知識の短さについて』というタイトルの問題集を出しました! 買ってください!

知識の短さについて - L.R.I. - BOOTH

とはいえただ買ってくださいというのも芸がないので、どんな問題集かということを多少は紹介したほうがいいと思ったのですが、例題を切り出すのがややもったいないような気もしたので(かつそれでは伝わらないことが多い気もしたので)、ある程度ざっくりとどんなものかという話をしてみます。

基本プロフィールは以下のような感じです。

収録問題数:400問(ペーパー50+早押し350)
難易度:普通〜難
問題文の長さ:短〜中

問題作りの上でのもっともわかりやすい特徴としては、400の小ジャンルを設けて、1ジャンル1問になるように問題を作ったという点が挙げられます。作問に使ったジャンル表はそのまま掲載してあるので、それを楽しめる部分もおそらくあります。

題材や表現は全体としてやや固めで、突っ込んだ出題と見られるものや、前提がやや高く設定されているものが一定数ありますが、構文や言い回しが難しいということはなるべく避けたつもりです。ジャンル別の出題数は下記の通りです。

自然科学:30
応用科学:20
人文学・社会科学:20
歴史:40
文学:40
芸術:30
音楽:20
地理:40
社会・産業:40
暮らし:30
スポーツ:40
メディア:40
雑学:10

コラムについてですが、今回は問題の中身とは別にコラムを設けるということはしませんでした。問題に紐づいた形でものを書くほうが(少なくとも今回は)やりたいことであるような気がしたからです。その代わりに、問題の意図の解説や、その問題から発想したもう少し一般的な話などをやや厚めにしています。したがって、全体として読み物として楽しんでもらうという気持ちがやや強いと言えます。

とはいえ、フリバで使えないわけでは全然なく、むしろ早押しのことを考えながら作った問題がほとんどなので、最初は聞いて触れるほうがいいかもしれません。フリバはエンドレスチャンス・誤答罰やさしめのルールで行ったほうがおそらく楽しいと思います(企画自体はダブルチャンス・6⚪︎3×を主なルールとして実施しました)。

また、冒頭に「はじめに」を置いており、末尾には(「おわりに」ではなく)「あとがき」を置いています。ここでは企画としてどんな問題意識をもっていたかというような話をやや抽象的な形でしています。「あとがき」は単体で読んでもそれなりに読めると思います。

だいたいこんなところです。やる気のない宣伝のようになっていますが、問題に触れない形で中身を知らせるということにどちらかというと興味があってこれを書いているので、むしろあまり魅力を潤色しないように気をつけたつもりです。

もし興味が湧くことがあれば手に取っていただると幸いです。それでは。