Aria

書きます

夏合宿2019振り返り

書かないで終わらせようかとも思いましたがフィードバックは常に喜ばしいので(「喜ばしい」という表現を使うたびに『悦ばしき知識』を読まなければと考える)やはり書くことにしました。ご笑覧。

【~0】

悲しいことや辛いこと、ショックを受けた出来事があった。

【1】

・移動

バス。初。楽。車内で30問ばかりガツオ風を作ってテラウチに投げる。

・オカリョさん/ヨシダ企画

広辞苑のそれ。おかりょさんが重箱の隅をつついたりしていないが激しく心配だったが杞憂だったようで問題は普通に面白かった。前日までに悲しいことや辛いこと、ショックを受けた出来事があったため睡眠不足であってあまり頭が回っておらずリソースが足りずに敗北したがまああれより上に行ってもそんなに何かができた感じはしない。記録を作るのが早い。

・夜

主に自由打撃をした。この日以外であんまりしていない。足りないという気分にもならなかったのでまあそういうことなのかなと一抹の寂しさを覚えるものでもあり。

【2】

・ヤブタ企画

クイズの機会が多いのはそれだけでいい企画たることを約束するもので、難易度調整は難しいもののペーパーの順位によって部屋分けするのも良かったのではないかなとは思う。問題も勉強になる感じであった。個人的な結果としては後半に失速という感じだったがまあそこそこ押せたので良しとした。次の日の企画との被りを2問ばかり取ったので戦々恐々としていた。

問い読みスタッフについてはもう2人くらい増やした方が負担が少ないのかもしれないとは思ったが、まあオペレーションのやりやすさを優先したらこうなるかなというのはあるので何ともいえない。

・カワダさん企画

問題・形式が面白かったりハイレベルな勝負が面白かったりでいい企画になることはしばしばあるが、このように面白く(楽しく)なるということはなかなかなく、その意味で稀有な企画だった。即興タイムレースは何回でも楽しめそう。

某の研究にしてはかなり戦えた方だったがまあ手数だったり色々がついて来ずに負け。しかし優勝。すばらしい。

・テラウチ前フリ

テラウチによるプロボノ企画。多分わたしが参加してあまり幸福度が高まるものではないなと思ったので(cf.クイズ的雑感)手伝い。強い人は強いね。

・EEWW

良い企画。普通にゲエムとして面白いのでこういうのをやるのはいいなと思った。煩くなってしまったのは反省。ここで触れることでもないですがわたしはあくまで知的(かどうかはともかくも)遊戯としてそれを言葉の中で操っているので別に下世話な話を普段からしたいだとか意馬心猿だとかいうわけでもありません(逆にそういう話はまったく受け付けませんよということでもありません)。すべては危ういバランスの中から生まれくるものです。

【3】

・テラウチ・イグチ企画

企画。問題は「あまりクイズの文脈にこだわらない」「瑣末になりすぎない(何かしらの意味で有名ではある事項を問いたい)」「そこそこ自分にとっても勉強になってほしい」といったあたりを考えて作った(あくまで自分の分は)。テラウチの問題がある程度文脈に乗ってくれていたのでその意味で色々とちょうど良かったのかなとは。進行が遅れたのはやや反省だがまあ及第点。新しいプロジェクタを買いたい。

問題を面白いと思ってもらえたのは何よりだが結構有名だろうとして作ったものに全然反応がなかったりしてどう考えれば良いのかという気分にもなり、有名という語はそれはそれで段階が多すぎてあまり何の意味も果たさないのかもしれないなとも。こんなのでしんどい気分になっていては仕方がない。

企画終了後から面白い問題とは何なのか激しく悩み出してしまったので考えがまとまったらまたどこかで。

・夜

怖い話(普通の怪談話)をしたりSTU-Watchをしたり。早々に沈没。

【4】

・ツルサキさん/ミズカミさん企画

革命的も革命的だった。まあ自分でやろうと思ったときには機材が揃わないのではあるが。問い読み録音ぐらいは自分でもやりたい。問題はまあなるほどこの2人が作る難易度低めの問題はこうだなという感じで面白く、まあ別にひどく得意ではないが普通に押せる。最後はそもそも息切れ感もあったがまずもって勢いとか手数とかで敗北。

述べ使用問題数が類をみないことになっていそうであり、まあ合宿のハイライトはこの企画であったろうと回想するもの。まあこの人数が企画環境として異常なのでロールモデルになるかは不明ではありますが。

・夜

アルコオルが跋扈していた。早々に沈没(素面)。

【5】

・帰路

別れと出会いとニアミスがあった。家に帰ったらそれはもうよく眠り、今日も今日でよく眠りはした。執行代におかれては最後の合宿主催だったわけで、まあ機材の管理などにミスはあったが全体に大人数をよく捌いていたものだと思います(機材については今後も増加が予想されるので分担と把握を明示的かつシステマティックに行うことが重要です)。

・エアコン

26℃パワフルで元気に稼働していた。

 

【旅行的雑感】

・深夜コンビニ

今回は一回しか行かなかった(節約)。深夜に何かするの大体面白いですよね。

・バドミントン

主にリュウ、テラウチ、ハヤシさんの三者とそれはもう狂ったように。何だったんだろう。一度ハンガーノックに陥ったりし、これを書いている時点でいまだに筋肉痛が残っている。普段から運動していないとこういうときにしたくなるということだろうし少しは体を動かしておこうと思うもの。50歳とかで歩けなくなったら笑えないし(まあ生きているかも怪しいが)。そういえばドッジボールもした。

トーク

今回はちょっと全体に低俗モード多めだったが、普段話さない人と少しだけ話したりしたのは良かったかもしれない。眠らなさすぎて後半に失速したのは反省点(?)かもしれない。

しつこくも繰り返すが合宿前に悲しいことや辛いこと、ショックを受けた出来事があったせいでデフォルトのテンションが低く、それを多少無理に持ち上げようとしたせいで普段より言葉遣いが粗野になってしまったのは反省すべき事態。

【クイズ的雑感】

Googleフォーム

人数の爆発もあって普及著しい。上手く取り扱えれば順位づけとか一瞬でできるので今後とも活用していきたいもの。使うのは簡単。

・部屋別展開

通常企画6企画中3企画に取り入れられたわけであり、まあやはり押せる機会を沢山設けるという意味ではこの上ない。進行の調整とかプレイングスタッフとか緊張感とか色々悩ましい点はあるものの。

・競技的なこと

今回は夜に話しながら人がどのように競技的なクイズをするべきかということを悩んでいるのを耳にすることなどもあり、自分にとっても徐々にただクイズに強くなるという目的地からは離れていっているものだと思うものがあり、でも別に真の意味で知識人になることができれば競技クイズはある程度は続けられる気がするのでそんなに気にしておらず、しかしながらまあいま強くなりたいと思っている人はどうすればいいんでしょうね。

一般に人はアウトプットができないとアウトプットが下手だとか思いがちであるが、実際のところは堅牢で確実なインプットがなされていないゆえにアウトプットもできないという様態であることが多く、ほとんどの人は聞いたことがあることをすぐには思い出せないものである。だからまあ色々なものに色々な側面から触れていくのは大事なことなのだろうと。

そんなに深く考えて発したわけではないが、「自分の個性を知識のcollectionに求めているのは馬鹿馬鹿しい」というのは我ながらなるほどそうだという感じでありまして、他人の知識や技術を羨望したりしすぎずに、しかし不断に学ぶことは続けながら進んでいきたいものだと思うものです。