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Wikipedia:反ユダヤ主義 使用問題

1.2004年に発表した『Antisemitism: A Reference Handbook』の中で、反ユダヤ主義の歴史的発展を整理し、また「民族的」「宗教的」「人種的」という3つの観点から反ユダヤ主義の分類を行った研究者は誰?

2.近代の人種主義のもと、実はアーリア人であったという主張がアクロバティックな論理によって繰り返しなされた、キリスト教の開祖であるユダヤ人は誰?

3.ユダヤ人男娼グリンシュパンによる外交官ラートの殺害があった2日後の1938年11月9日、ドイツ各地で発生したシナゴーグユダヤ人商店の破壊といった一連の反ユダヤ暴動を、割れた窓ガラスが月明かりに照らされて煌めいたさまから何という?

4.キュンツリによってその「ユダヤ的自己嫌悪」が指摘されており、著書『ユダヤ人問題によせて』ではユダヤ人の特質を利己主義にあるとしている、大著『資本論』で近代に一潮流を作り出した社会思想家は誰?

5.選民思想について、「ユダヤ人は彼らの神の選ばれた民であり、神はその民の神である。そしてそれは、別にほかのだれにも関係のないことである」とちょっと面白いことを述べている、主著『意志と表象としての世界』の中で独自の厭世主義的な哲学を展開したドイツの哲学者は誰?

6.十字軍兵士によって改宗を強いられたユダヤ人に信仰への復帰を許し、神聖ローマ皇帝ユダヤ人の特殊な関係の発端を作った人物でもある、叙任権闘争においてグレゴリウス7世と激しく争い、カノッサの屈辱では辛酸を舐めた神聖ローマ皇帝は誰?

7.ファーティマ朝カリフ・ハーキムによる聖墳墓教会の破壊をそそのかしたという噂に対する報いとして、ユダヤ共同体の長が平手打ちを受ける慣習が一般化した、キリスト教の祝祭の一つは何?

8.ゲットーを訪れた際、その様子を「巨大で黄ばんだ水族館のなかで、大きすぎる鼻をした無数の魚が、山積みされた海の獲物のなかでいつまでもぶつかりあっている感じだった」と余計に文才を発揮して描写している、代表作に『デイジー・ミラー』『ねじの回転』がある作家は誰?

9.1394年のヨム・キプールの日にはフランスからのユダヤ人追放令を発している、「燃える人の舞踏会」などの奇行で知られ、「狂気王」のあだ名で呼ばれたヴァロワ朝第4代国王は誰?

10.小説『カニングスビー』や『シビル』でヨーロッパ文化に通底するユダヤ的精神の影響を指摘している、ユダヤ人として唯一のイギリス首相となり、自由党グラッドストンとともにヴィクトリア朝下の政治で中心をなした保守党の政治家は誰?

11.『ユダヤ人と経済生活』『ユダヤ人の未来』『ドイツ的社会主義』といった著作によってユダヤ人を資本主義の担い手であると論じ反ユダヤ主義をとった、ドイツ歴史学派の経済学者は誰?

12.ユダヤ人の待遇改善を行ったフリードリヒ2世をたたえ、ベルリンのシナゴーグで祝福を行っている、ユダヤ啓蒙運動を展開してモーセ五書のドイツ語訳を行った哲学者で、レッシングと交友を持ち、彼の『賢者ナータン』のモデルになったほか、孫にロマン派の作曲家フェリックスをもつのは誰?

13.第4ラテラノ公会議をきっかけにフランスで始まり、イギリスでヘンリー3世により実施されたものは20世紀のナチスドイツによるものの源流となった、キリスト教徒との区別のためにユダヤ教徒に着用が義務付けられたバッジをその色から何という?

14.別称を「匕首伝説」という、第一次大戦のドイツの敗因は、軍の背後で革命を先導した共産主義者ユダヤ人にあるとする主張のことを何という?

15.この戦争の最中でのエルサレム神殿の奪回を記念し、ユダヤ教の祝祭の一つ・ハヌカーが生まれた、紀元前167年、セレウコス朝シリアのアンティオコス4世の支配に対抗してユダヤ人たちが起こした反乱は何?

16.『旧約聖書再現試論』を著すなど反ユダヤ主義を激しく主張したことでも知られる、アイザック・バロー、アイザック・ニュートンについで第3代ルーカス教授職をつとめた歴史家・数学者は誰?

17.のちには黒百人組の一つであるロシア民族同盟の結成に関わったほか、第一革命に際しては大規模なポグロムを指示している、ロシア内務省警察部警備局パリ部長として、有名な偽書『シオン賢者の議定書』の作成を命じた人物は誰?

18.1144年にノリッチでなされた告発が最初のものであり、以降も反ユダヤ主義において頻繁に迫害の理由づけに利用された、ユダヤ教徒キリスト教との子供を拉致・殺害し、その血を過越のパンに混ぜている(儀式殺人)とする告発のことを何という?

19.黒人から白い子どもが生まれることがあるが逆はないことから人間の最初の色は白であるとするガバガバ理論を展開している、ダーウィン以前の進化論の先駆者であるほか、「最小作用の原理」の提唱者として知られるフランスの数学者は誰?

20.Marx Reichlichによる絵画も知られる、遺体が発見された8月3日が記憶日となっている人物で、35年ごろ、ユダヤ教を批判したためファリサイ派によって石打ちにされ、キリスト教における最初の殉教者となったのは誰?

21.P.M.Massingによれば「反セム主義」という語を初めて用いたとされる、伝記『イエスの生涯』で知られるほか、『セム系言語の一般史および比較体系』『近代社会の宗教の未来』といった著作でアーリア人を賛美してユダヤ人を貶し、その思想が第三共和制下で大きな影響力をもったフランスの宗教史家は誰?

22.著書『イングランドの法と慣習法』の中で「ユダヤ人が手に入れるものすべてが神の所有物となる」というあんまりなことを述べている、のちにエドワード・コークに引用された「国王といえども神と法のもとにある」との言葉で知られるイングランドのローマ法学者は誰?

23.1934年に鮎川義介が提案し、安江仙弘や犬塚惟重によって進められたが頓挫した、ユダヤ人難民を満州に移住させるという戦前の日本で考えられた計画は何?

24.刑場へ引かれていくイエスを罵倒したため、死ぬことを許されずに永遠の放浪を続けている、近世以来「さまよえるユダヤ人」として多くの文学や芸術の題材となった伝説上のユダヤ靴屋は誰?

25.『オックスフォード英語辞典』によると、アメリカに多いアシュケナジム系の名字に「ki」がよくつくことに由来するとされる、アメリカでユダヤ人をさして使われる口語表現は何?

26.フォロ・ロマーノには彼をたたえて弟のドミティアヌスが建造させた凱旋門が存在する、79年からその死まではフラウィウス朝第2代皇帝となったローマの軍人で、66年から勃発したユダヤ戦争においては父のウェスパシアヌスとともにローマ軍を率い、エルサレムを征服するとヘロデ神殿を破壊し、このとき破壊されずに残った西壁は現在も「嘆きの壁」として信仰の場となっているのは誰?

27.世紀末ウィーン音楽界におけるブラームス派とブルックナー派のうち、ユダヤマーラーが参加していたが、ワーグナーの流れを汲んで反ユダヤ的であったのはどちら?

28.夫に同じく反ユダヤ主義者のベルンハルトがおり、彼にしたがってパラグアイでコロニー「新ゲルマニア」に参加するも夫は自殺、失意のうちにドイツへと帰国した反ユダヤ主義者・ドイツ民族主義者で、発狂した哲学者の兄フリードリヒが残した遺稿を『権力への意志』の題でまとめ、兄の思想に誤解を招くことに大いに寄与したのは誰?

29.その中で「シナゴーグやイェシーバーの破壊」から「ユダヤ人の農奴化」に到るまでの敵意剥き出しの7つの提案がなされている、1543年に晩年のマルティン・ルターが著した反ユダヤ主義の論文は何?

30.神学や学問に熱中したため、「能書家」を意味する「カリグラフォス」の異名をもった、父アルカディウスの後を継いで東ローマ帝国の第2代皇帝となった人物で、彼が発したユダヤ人を公職追放する布告はヨーロッパに受け継がれ、18世紀まで効力をもったのは何?

31.759年にピピン3世によってイスラームの支配から奪回されて以来、ユダヤ人の居住やマヒールによるイェシーバーの開設などが認められ、中世なかばにはユダヤ教徒による聖書解釈学の重要な拠点となっていた南フランスの都市はどこ?

32.『悪魔のロベール』『ユグノー教徒』『預言者』『アフリカの女』といった作品でグランド・オペラの黄金期を築いたドイツ出身の作曲家で、パリに移ったワーグナーを庇護するも彼に恨まれ、冊子『音楽におけるユダヤ性』の中で中傷の対象とされているのは誰?

33.627年のハンダクの戦いで多神教勢力と通じたことを理由として、同年5月にムハンマド率いるイスラーム軍に包囲され、男子は皆殺し、女子供は奴隷とするという残虐な処置を受けたメディナユダヤ人部族は何?

34.【日本語の題を解答】1378年にフィレンツェの作家ジョヴァンニ・フィオレンティーノが著した、「人肉一ポンド」を抵当にするユダヤ人高利貸しの登場する物語で、シェイクスピアの『ヴェニスの商人』の種本となったのは何?

35.「刃ではなく、言葉でユダヤ人を殺すべきである」という良いんだか悪いんだかよくわからない言葉を述べている、スペイン各地で説教を行い、熱烈な支持を集めたバレンシアドミニコ会士で、彼がユダヤ人の隔離を提唱したことが1412年に初めてユダヤ人ゲットーが置かれるきっかけとなったのは誰?

36.ヨハネス・ロイヒリンとの論争でも知られる改宗ユダヤ人のドミニコ会士で、1508年の著書『ユダヤ人の鑑』の中でユダヤ人の偏屈さの原因はタルムードにあると主張し、タルムードの破棄を主張したのは誰?

37.「豚、汚らしい人」を意味する「マラーノ」という蔑称でも呼ばれることがあった、スペインにおけるユダヤ教からキリスト教への改宗者をさす呼称は何?

38.哲学者スピノザの師でもあったアムステルダムのラビで、イギリスへのユダヤ人の入国を希求し、これを求める請願をクロムウェルに対して行ったのは誰?

39.1967年に商業施設として再オープンを遂げている、1946年7月22日に過激派シオニスト組織イルグンによって爆破され、死者91名を出すという惨劇の舞台となったイスラエルのホテルは何?

40.ゲルショム・ショーレムによって伝記が書かれている、1648年にトルコのスミルナでメシアを名乗ると熱烈な一派をなし、1666年の改宗まで大きな影響力をもった偽メシアは誰?

41.ユダヤ嫌いで知られる作家アルフォンス・ドーデが出版に協力している、1886年にジャーナリストのエドゥアール・ドリュモンが著し、19世紀フランスにおける最大のベストセラーとなったらしい、1200ページに及ぶ反ユダヤ本は何?

42.弟子にはエルンスト・カッシーラーやフランツ・ローゼンツヴァイクがいる、パウル・ナトルプとともに新カント学派マールブルク派を率い、19世紀で最も重要なユダヤ人哲学者とも称される人物は誰?

43.1864年にはフォルトゥナート・コーヘン少年が類似したケースの当事者となった、6歳で病にかかったために緊急洗礼を受けてキリスト教徒となり、教会法によってユダヤ人による養育が認められない状況となったため両親のもとから連れ去られたボローニャユダヤ人少年は誰?

44.1845年にアルフォンス・トゥースネルが著した反ユダヤ本と、1846年にピエール・ルルーが著した反ユダヤ本に共通するタイトルは何?

45.ナポレオンのユダヤ人解放政策の中、好ましくない偏見を避けるためとしてドイツ諸邦において用いられたが定着しなかった、ユダヤ人の別称は何?

46.のちにテオドール・モムゼンに取るに足らない相手と論争しているとして戒められている、同化を拒否してキリスト教を排撃する歴史家ハインリヒ・グレーツと論争し、1879年の論文「われらの展望」の中で「ユダヤ人こそわれらが不幸」という言葉を残したドイツの歴史学者は誰?

47.フレデリックミストラルジュール・ヴェルヌ、画家のドガルノワール、数学者のジョルダンなど多くの有名人が参加した、1898年にモーリス・バレスらが結成した反ドレフュス派知識人の同盟組織は何?

48.ニュルンベルク裁判では「もしルターが生きていたなら、必ずや本日、私の代わりにこの被告席に座っていた」と述べたが、別にルターと彼がトレードオフなわけではない、新聞『シュテュルマー』を発行して激しい反ユダヤ主義報道を行ったジャーナリストは誰?

49.ユダヤ人をマダガスカル島へ追放するという馬鹿馬鹿しい主張を述べ、これはナチスマダガスカル計画に影響を与えてしまっている、急進的保守主義を主張し、『ドイツ書』といった著作の中でドイツ国民を称えるとともに反ユダヤ主義の急先鋒となった19世紀ドイツの東洋学者は誰?

50.ドストエフスキーの友人であった宗務院長ポベドノスチェフによる政府への提案で、ユダヤ人を3つに分けて取るべきとされた処置とは、国外移住、キリスト教への改宗と何?

51.第一次世界大戦前夜の1913年、13歳の少女メアリー・フェイガンの殺害事件に際してユダヤ人が冤罪で逮捕、終身刑となった上、1915年には刑務所から拉致されてリンチに遭い亡くなったという一連の事件を、この冤罪被害にあったユダヤ人の名前から何という?

52.テオドル・フリッチュによって刊行されたドイツ語版では多くの注釈が付け加えられ、より憎悪が強まっている、フォード・モーターズの創業者ヘンリー・フォードが著した反ユダヤ本は何?

53.ダラディエ内閣に対する大規模な反政府デモの契機となり、翌年には2月6日事件が勃発している、1933年にバイヨンヌで発覚したユダヤ人実業家による巨額の詐欺事件をこの人物の名前から何という?

54.『ユダヤ人とドイツ文学』『なぜわたしはユダヤ人と闘うのか』といった著作のほか、主著『ドイツ文学史』で知られ、ナチズム的な反ユダヤ主義の先駆者ともされるドイツの作家は誰?

55.1944年には時の内相安藤紀三郎より「日本国は太古から人種差別国家であってユダヤ人差別にも反対しない」という答弁を引き出している、『シオン賢者の議定書』の邦訳を行い、日本にユダヤ陰謀論を紹介した陸軍軍人は誰?

56.戦後にスタジアム建設が計画されると、エフゲニー・エフトゥシェンコは詩を書き、ショスタコーヴィチ交響曲第13番の題材として記憶の隠蔽に抗議している、1941年9月に3万人のユダヤ人が虐殺される事件が起こったキエフの峡谷はどこ?

57.折からの飢饉と食糧危機を背景として、1819年の夏に発生した反ユダヤの暴動のことを、中世の十字軍兵士が言っていたとされる「Hierosolyma Est Perdita(エルサレムは滅んだ」を略した言葉が繰り返し叫ばれたことから何という?

58.ユダヤ人によるドイツ製品ボイコット、さらにドイツ人によるユダヤ系商店ボイコットにつながるなど憎悪の連鎖を生んだ、1933年3月に強盗や詐欺を繰り返した、ユダヤ人経営のデパートを敵視する組織は何?

59.ドストエフスキーの『死の家の記録』やチェーホフの『広野』にも引き継がれた、ニコライ・ゴーゴリの小説『タラス・ブーリバ』における、ユダヤ人ヤンキェルを滑稽に描く表現といえば「何をどうされた何」?

60.1971年の『アーリア神話』や、第1巻「キリストから宮廷ユダヤ人まで」から第5巻「現代の反ユダヤ主義」にいたる『反ユダヤ主義の歴史』が、Wikipedia当該ページの執筆に際して重要な出典となっている研究者は誰?

 

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解答

1.ジェローム・チェーンズ

2.イエス

3.水晶の夜

4.カール・マルクス

5.アルトウール・ショーペンハウアー

6.ハインリヒ4世

7.復活祭

8.ヘンリー・ジェイムズ

9.シャルル6世

10.ベンジャミン・ディズレーリ

11.ヴェルナー・ゾンバルト

12.モーゼス・メンデルスゾーン

13.イエローバッジ

14.「背後の一突き」

15.マカバイ戦争

16.ウィリアム・ホイストン

17.ピョートル・ラチコフスキー

18.血の中傷

19.ピエール・ルイ・モーペルテュイ

20.ステファノ

21.エルネスト・ルナン

22.ヘンリー・デ・ブラクトン

23.河豚計画

24.アハスウェルス(アハシュエロス)

25.kike

26.ティトゥス

27.ブルックナー

28.エリーザベト・フェルスター=ニーチェ

29.『ユダヤ人と彼らの嘘について』

30.テオドシウス2世

31.ナルボンヌ

32.ジャコモ・マイアベーア

33.クライザ族

34.『粗忽者』

35.ビセンテフェレール

36.ヨハンネス・プフェファーコルン

37.コンベルソ

38.マナセ・ベン・イスラエル

39.キング・デイヴィッド・ホテル

40.シャブタイ・ツヴィ

41.『ユダヤのフランス』

42.ヘルマン・コーエン

43.エドガルド・モルターラ

44.『ユダヤ人、時代の王』

45.モーゼ人

46.ハインリヒ・フォン・トライチュケ

47.フランス祖国同盟

48.ユリウス・シュトライヒャー

49.パウル・ド・ラガルド

50.「死に絶える」

51.レオ・フランク事件

52.『国際ユダヤ人』

53.スタヴィスキー事件

54.アードルフ・バルテルス

55.四王天延孝(しおうてん・のぶたか)

56.バビ・ヤール

57.ヘップヘップ暴動

58.営業中間層闘争同盟

59.「羽をむしられた鶏」

60.レオン・ポリアコフ