Aria

書きます

慣用句・柔らか言葉 使用問題

1 物事がにぎやかに行われることを植物の開花にたとえた表現で、特に同窓会における思い出話の盛り上がりを形容する際などに用いられるのは何?

2 自在に空を飛ぶ飛行士や、高い跳躍力をもつアスリートを形容する際に用いられる、怪物的なものを想起させる言葉は何?

3 物事に面白みがないことや、食べ物の味わいがまったく感じられないさまを、無味乾燥なあるものを咀嚼することに例えて何という?

4 冬の景色や物の少ない部屋を形容する際に用いられる、光景が単調で興趣が削がれるさまを意味する漢字3文字の言葉は何?

5 表現や物真似に細部までこだわり、注意が行き届いているさまを、「『何』が細かい」という?

6 他人にはないその人だけの特技や技術のことを、「特許」のことを指す古い表現で何という?

7 道がまったくなく、自ら切り開いて進まなければならない場所のことを、逆説的に「道」にたとえて何という?

8 【やや主観】令嬢にとってのお稽古事や、王侯貴族にとっての乗馬などについてよく用いられる、「趣味」や「芸事の心得」を意味する気取った表現は何?

9 日付などをひとつずつ数えていくことを、その際に行われる手の動作から何という?

10 数え切れないほどたくさんのものがあることを、両手を使っても足りないということから何という?

11 恋愛沙汰に夢中になった状態をからかっていわれる、「惚れた」という言葉に似た語感の言葉を続けた言葉は何?

12 策を弄さずに正面から物事を行うさまを、野球の「ストレート」のことをさす日本語で何という?

13 その表現とは裏腹に軽く焼かれるどころではないため たまったものではない、「火刑・焚刑」のことを意味する和語は何?

14 感覚器官がその機能を失うことや、ねじなどが用をなさなくなることを、愚かな人のことをさす言葉を用いて何という?

15 生気を失って血の気がない人の顔色を形容する際に用いられる、「土っぽい色」をさす言葉は何?

16 容態が悪化したり、事態が切迫したりして余裕がないさまを、二つの単位時間を意味する表現を用いて何という?

17 血筋や家系が由緒正しく、正統なものを受け継いでいる人物のことを、イギリス原産の競走馬に使われる馬種に例えて何という?

18 性行為や犯罪など、はっきりと言いにくい事柄を行うことを、「『何』に及ぶ」という?

19 酒に酔ったり、ひどく興奮したりして正気でなくなることを、方向感覚さえも失ってしまうほどであることから何という?

20 焚き火や泡が爆ぜるさま、まばたきを何度も繰り返すさま、拍手をするさまを形容するときに共通して使われる副詞は何?

21 何かにかまけてある物事がそっちのけになることを、「自分の家ではないところ」に例えて何という?

22 「重さ・重量」といった意味をもつ外来語で、説明の際などにある部分が重視されることを「『これ』が置かれる」というのは何?

23 もともとは目上の人に実力を認められることをいったが、現在では商品などが通人に評価されることをさしても使われる、ある視覚補助器具を用いた表現は何?

24 悪事を働いておきながら平然としているさまを非難して用いられる、特に盗みを働いた人を槍玉に挙げた表現は何?

25 ある物事が別に害をなすわけではないが、役に立つというわけでもないということを、人体に正負の影響をもたらす二種の物質に例えて何という?

26 実際の使用では「『これ』ですが」というように前置きとされることが多い、自分で自分のものをほめることを自家製の調味料を自慢することにたとえた表現は何?

27 人柄や雰囲気に虚飾がなく親しみやすいさまを、背格好が人と同じくらいであることに例えて何という?

28 闘争本能が失われて気力がなくなってしまっているさまを、獣がもつ大型の歯がなくなってしまうことにたとえて何という?

29 口を開いてさわやかに笑うことを、その際に健康的な歯がのぞくことから何という?

30 忠告を受けているうちはまだ愛されているのであり、相手にされなくなったらもう手遅れであるということを、「言われるうちが『何』」という?

 

1 花を咲かせる

※「花が咲く」も同様に使われます。今回は選択肢で除外しました。

2 鳥人

3 砂を噛むよう

※「ゴムタイヤを噛むよう」という表現が特に弾力のある食品に対して使われますが、さほど一般的ではないと思われます。

4 殺風景

5 芸が細かい

6 専売特許

7 道なき道

8 たしなみ

9 指折り数える

10 十指にあまる

※11問目に配置したつもりが……。

11 惚れた腫れた

12 直球

13 火あぶり

※「あぶる」は単独では「火に近づけて軽く焼く」「表面だけを軽く焼く」といった意味をもち、直接火をつけて焼くことをさすことはほとんどないと思われます。

14 馬鹿になる

※前半については「辛いものを食べて舌が馬鹿になる」「アンモニアの匂いで鼻が馬鹿になる」といったように使われます。

15 土気色

※「土色」も使われますが、「っぽい」という文言で除外しているつもりです。

16 一刻一秒を争う

※「分秒を争う」という表現がありますが「単位時間」という文言で除外しているつもりです。「一分一秒を争う」は定着した表現とはみなしませんでした。

17 サラブレッド

18 事に及ぶ

19 前後を失う

※正気でなくなることを意味する表現は多様なので、後限定ぐらいしか役に立ちませんがご容赦ください。

20 ぱちぱち

※それぞれ単独では「ふつふつ」「しぱしぱ」「ぱらぱら」といった別解が考えられます。焚き火が爆ぜる音が一番限定的かもしれません。

21 余所になる

※「お留守になる」という表現もありますが今回は後限定で除外しています。いかんせん言葉には幅があるもので納得感を生み出すのは難しいものです。

22 ウエイト

※前の部分の限定がない場合「力点」「軸足」といった別解が考えられます。

23 お眼鏡にかなう

24 盗人猛々しい 

25 毒にも薬にもならない

26 手前味噌

27 等身大

28 牙を抜かれる

※「牙が抜ける」という表現も使われていますが、それほど一般的ではないと判断しました。

29 白い歯を見せる

※「白い歯がのぞく」も時折使われますが、より一般的なのはこちらであると思われます。

30 言われるうちが花

※広く「~されるうちが花」という形で使われます。